名前は約束です。私たちの約束は、二つの文字に書いてあります。雪、そして鶴。
真冬の道東の雪原で、タンチョウは舞います。生涯つがいで連れ添い、同じ湿原に帰り、凍らない川に立って一番寒い夜を生き抜く鳥。この島の先住民族であるアイヌの人々は、タンチョウを湿原の神「サロルンカムイ」と敬いました。
この名前は約束です。この土地の自然と文化に敬意を持って旅をすること。静かに訪れ、痕跡を残さないこと。バスツアーのパンフレットではなく、地元民が静かに愛する北海道を伝えること。
雪鶴は、北海道生まれ北海道育ちのガイドが札幌を拠点に運営しています。ご案内するルートはすべて、季節を変えて自分の足で歩き、撮影してきた場所です。このサイトの映像と写真は、すべて私たち自身のものです。
世界各地を旅してきましたが、大人になってから北海道を観光で見て回ることは、あまりありませんでした。改めて訪ねてみると、自分が見てきた世界とはまた違う、心を動かされる場所がいくつもありました。北海道は広大な土地に、魅力的な自然と歴史が詰まっています。それを、たくさんの人に知ってほしいと思っています。
北海道の物語は、都市から始まったのではありません。旅の中では、通り過ぎる山や川のアイヌ語名を紹介し、ウポポイや阿寒・白老の文化施設への訪問をおすすめしています。アイヌ文様や意匠をブランドに流用することはしません。それは彼らの文化のものであり、私たちのものではないからです。